
そんな疑問を持っても、誰も教えてくれないですよね?
最近では、徐々にSNSなどを通して、個人が実践してきたおうちでの英語学習を知る事ができるようになりました。
参考になる情報も多くありますが、これはどうかなと感じる情報も混在しています。
この記事では、英語習得学・英語教育学を専門に学んできた私が考える、おうち英語学習で英検を取得するロードマップを紹介します。
おうちでの英語学習には100%の正解はなく、実際に試してみなければ分からない、そんなことがほとんどです。
開始年齢、子供の性格、興味の違い、生活環境の差もあるので、同じようにやっても結果が違うということも大いにあります。
ですが、英語教育の専門的な観点から見ると、多くの子供に共通して言えることがあるのです。
わが子に合わせた細かな調整は各家庭で必要ですが、大まかな順序は決まっています。
この記事では、
子供が英語を身に付ける順序と条件
を知ってもらい、おうち英語を進めるための土台として活用して欲しいと思います。
参考にしていただければ幸いです!
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自宅での英語学習とは?
皆さんは、自宅での英語学習にどのようなイメージをお持ちでしょうか。
私は、おうちでの英語学習とは
- 日本に住みながら
- 日本人の親によって
- 親主導で行なわれる英語教育
と考えています。
つまり、英語ネイティブでない保護者が日本に住みながら行う英語教育です。
そして、自宅での英語学習のやり方・進め方は決められていないので、どうすれば良いか、親は迷うのです。
将来の理想像を明確にイメージする
おうちでの英語学習を始める際、大切なことは何だと思いますか?
私は、3年後、5年後、10年後の、子供の姿を明確にイメージすることだと考えています。
闇雲に始めても、どの方向に進めばいいか分からず、迷子になってしまいます。
長期的に考える必要があるのは、英語を身に付けるには時間がかかるからです。
1か月、3か月で成果が出れば分かりやすいのですが、言語習得には時間がかかります。
母語である日本語でも習得に15年ほどかかることが分かっています。
すぐに成果が出るものであれば継続することも簡単です。
ですが、なかなか結果が出ないと諦めてしまったり、失敗したのかと疑心暗鬼になることもあるでしょう。
まずは、自宅での英語学習の
- 英語力の目標値
- これだけは避けたい失敗
について、見ていきたいと思います。
自宅での英語学習で目指したい子供の英語力は?
幼少期から英語学習を始めた場合、目指したい英語力はどれくらいでしょうか?
例えば、
- 気軽に海外に遊びに行ける英語力
- 道を聞かれたら困らずに話せる英語力
- 外国人の友達ができる英語力
このような、「日常会話ができる英語力」が身に付けられたら十分と思っている方も多いのではないでしょうか。
このレベルは生活言語(BISC)と呼ばれています。
日本人がアメリカで生活するなどの英語圏に住むと、2年程度で習得できると言われています。
一方、将来の有用性を考えて、早期英語教育に取り組みたい方もいると思います。
- 受験に苦労しない英語力
- 仕事で使える英語力
- 海外で活躍できる英語力
このような「勉強や仕事に使える高度な英語力」を身に付けて欲しいと考えている方もいるでしょう。
このレベルは学習言語(CALP)と呼ばれます。
同じく英語圏で過ごして、5~7年程度で習得できると言われています。
子供が自然に言葉を身に付ける順序としては、「生活言語」が身に付いてから「学習言語能力」が獲得されることが分かっています。
おうちで英語学習を行う子供の目標は親御さん次第ですが、年齢相応の日常会話能力を身に付けることが重要です。
仕事・学校で役立つ!
じたく英語学習の英検目標
子供の受験や就職に役立つという点で、資格取得を目指したい親御さんもいると思います。
日本人に馴染みのある、英検を基準に解説します。
目指したい英語レベル
- 小学校:英検準2級
- 中学生:英検2級
- 高校1年生:英検準1級
最終目標として、高校1年生で英検準1級を目指したいですね。
英検準1級くらいになれば、学校の勉強はもちろん、将来仕事で英語が必要になった時に、ある程度がんばれる英語レベルです。
もちろん他の試験でも構いません。
英検獲得を目指すというよりは、気付いたら合格するレベルになっていたというのが理想です。
正しく学習していけば、小学校で準2級はそこまでハードルの高い目標ではなく、中学校でさぼらない限り英検2級は狙えます。
準1級の合格には本人の努力が必要ですが、高校1年生で取得を目指したいところです。
英語が必要な理由を考える
英語学習を幼い頃から取り組んだ場合、英語が得意になる可能性は高いと思います。
ただ、それが英語を自分の専門にすることには結びつきません。
英語は日本語と同じ1つの言葉に過ぎないからです。
エンジニア+英語
農家+英語
音楽家+英語
自分の専門に英語が伴うからこそ、戦える強さとなると私は考えています。
英語が身に付き世界が広がることで、チャンスが巡ってきたときに、それを掴める可能性が高まります。
英語は生き抜いていくための、武器の一つだと思います。
幼い頃から、英語だけにならないことは大切です。
子供が、好きそうなこと、得意分野も伸ばしてあげましょう。
自宅で英語学習をやって後悔や失敗はある?
自宅で始める英語学習に、失敗はあるのでしょうか。
- 英語を嫌がって取り組んでくれない
- 英語が嫌いになってしまった
- 理想の英語レベルまで達しなかった
など、色々と思うところはあるかもしれません。
ですが、結果が付いてこないだけなら、今後挽回できる可能性は十分あります。
特に子供は、何をきっかけに、爆発的に能力を伸ばすか分かりません!
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ダブルリミテッドという弊害
英語学習で唯一懸念されるのは、母語習得が不完全になることです。
特に0歳から母語習得と同時に英語を始めると、母語が年齢相応に習得されないことがあります。
しっかりと母語力を身に付けることは、全ての言語習得の基本となります。
英語学習はやり方次第で「母語習得の妨げ」となるので注意が必要です。
- 0歳の赤ちゃんを英語漬けにする
- 親が母語でない英語で語りかける
これらは避けた方が無難です。
日本語も英語も中途半端という状態を、専門家はダブルリミテッドと呼びます。
ダブルリミテッドとは、どちらの言語も限界があり「自由に表現できる言葉をもたない」ことを指します。
早期英語学習をしたからといって、ネイティブレベルの英語にはなりません。
心に留めておいてくださいね。
誤った英語学習の進め方によって起こるダブルリミテッドは、事前に知識を身に付けることで避けられます。
しっかりとした母語を習得しながら英語力も高めるというスタンスで、英語学習を進めていくことをおすすめします。
言葉の習得順序はどの言語も同じ
人が言葉を身に付ける順序は、何歳から始めても、基本的に変わりません。
言語習得の順序
聞ける→話せる→読める→書ける
大人になってから外国語学習を始めても、本来これが自然な順序です。
まずは聞いて分かるようになって、それから話せるようになる。
その後、話し言葉から、徐々に読み書きに移行していきます。
おうち英語を進めるための、3つのステップを紹介します。
おうち英語学習でやる事3ステップ
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1自宅で英語を聞く環境をつくる
まずは、言葉を身に付けるには「たくさん聞くこと」が絶対条件です。
生まれたばかりの赤ちゃんに、言葉を話すことを求める大人はいませんよね?
まずはたくさん母語で話しかけて、言葉を聞かせることから始めます。
外国語も同じように、耳からたくさん英語を聞く環境を作りましょう。
親の役割は、一緒に絵本を開いたり、歌をかけたりすることです。
赤ちゃんが母語を話し始めるのに1~2年かかるように、英語を理解して口にしだすのにも時間がかかります。
ぽつぽつ英語を口にしだすまで、継続して英語を聞かせる必要があります。
目安の期間は1年半~2年です。
英語を聞かせるだけで、流暢に文章で話し出すことはまずありませんが、単語や決まったフレーズは口にするようになります。
その状態になるまで気長に続けましょう。
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2英語を話す環境をつくる
ぽつぽつ英語を口にするようになったら、次のステップに進んで良い合図です。
口にするというのは、聞いたものをそのまま繰り返すということではありません。
聞いた単語を繰り返すだけなら、早いうちに出来ると思います。
子供はそのまま吸収するのが得意です。
そうではなく、口に出すとは、電車を見て It’s a train. などと、自分の伝えたいことを英語で表現することです。
もちろん、流暢でなかったり、文法ミスがあるのは、当然です。
「少し話し始めたかなと思ったのに、そこから続かない。」
「話そうと思えば、話せるはずなのに・・・」
そう感じるときが来たら、子供が英語を話す環境を用意する時期です。
日本にいて日常で、英語が使う事はほとんどありません。
英語を聞かせ続けたからといって、日常に必要のない言葉を流暢に話し出すということは、まずありません。
英会話スクールなどを利用して、英語を話す場を用意してあげる必要があります。
私のおすすめは、ネイティブの英語力が身に付く【NovaKid】ですが、子どもの性格に合わせてバイリンガルの【GLOBAL CROWN】もいいと思います。
英会話スクールは、どこがわが子に合うかは、何個も体験を受けて決めた方がいいです。
子どもさんが一番興味を持ったスクールを選ぶ事が、続けやすいポイントです。
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3英語を読む環境をつくる
英会話スクールなどを利用して、自分の思いを少しずつ伝えられるようになってきた。
そうなると、次は英語を読めるようになることが必要です。
母語の場合でも、流暢に日本語を話し出す4~5歳になると、読むことを始めますよね。
言語力を高めるには、読解は欠かせません。
日本語はひらがな・カタカナを覚えれば、文字と音声が一致しているので、絵本を読むことができます。
ですが、英語は文字と音声が一致していません。
A・B ・C(エイ・ビー・シー)というのは文字の名前であり、音ではないのです。
英語に使われている「文字に対応する音」をフォニックスと呼びます。
A(エイ)が文字の名前で、Apple(ア)が音です。
大切なのは継続すること
- 聞くこと
- 話すこと
- 読むこと
時期を見て、3ステップで順番に取り組んでいく事を紹介しました。
ステップだけ見ると、聞くことが十分にできたら、次のステップである話すことに進めると思うかもしれませんん。
ですが、実際には、1〜3はそれぞれ半永久的に継続する必要があります。
1の「聞くこと」は、2の「話すこと」に進んでも、続ける必要があります。
1、2、3の順番で言語を習得していきますが、子供の発達や興味に合わせて、1~3を全て続けることで、高い英語力を目指すことができます。
最低でも10~12歳までは続けましょう。
言語形成期が過ぎて、読み書きがしっかりできるレベルまで英語力を高めれば、多少その言葉から離れても、全て忘れてしまうということはありません。
ですが、幼い子供の場合、まだまだ発達段階にあります。
例えば、プレスクール(英語を習得する為の保育施設)などに入園して、どれだけ流暢に話しているように見えても、あっという間に忘れていくのが子供です。
親は環境を整え・サポートしていく必要があります。
日々変わる子供の興味に合わせて、楽しく続けられる環境を作りましょう!
英語を得意にする0歳からのロードマップ
具体的に「おうち英語」で学習する環境はどのように整えればよいのでしょうか。
- 日本語をしっかりと習得
- 英語も話せて読める
この2つを習得するための、0歳から17歳までのロードマップを紹介します。
こちらは、3歳までに英語学習を始めた場合のプランです。
この方法は、
- 第二言語習得やバイリンガル教育の知識
- 我が家の英語学習の経験
- 私の英語学習経験
に基づいて考えたものです。
私は英語教育を専門分野として学んでいたので、一般的に効果的だと考えられる方法をお伝えします。
ですが、子供の気質・性格、親御さんの対応、家庭環境も含めて条件は変わります。
日々変わる子供の成長に合わせて、臨機応変に対応することを心がけてくださいね。
英語習得は15年程度かかる長い道のりですので、気楽に取り組みましょう!
早期英語教育ロードマップ
- 0歳は母語育児+おまけ程度の英語かけ流し
- 1~2歳は母語優先の英語教育
- 3歳からでも問題なし
- 4歳頃から英会話スクール開始
- 小学生は興味のあることを英語で経験
- 小学校高学年までに英語で洋書を読める力を高める
- 高校生で1年間の交換留学
ただ、1つ言えることは、
- 頑張って英語漬けにしなくても
- 日本語を年齢相応に習得していても
英語は身に付くということです。
絶対に0歳から始めないといけない、というわけではありません。
では、0~3歳から始める「自宅での英語学習」の進め方を見ていきましょう!
【0歳】母語育児+かけ流し
0歳の赤ちゃんを育てるときに最も大切なことは、赤ちゃんとお母さんの間にしっかりとした信頼関係を築き、愛着を形成することです。
それに必要なものは、親御さんが自分の気持ちや状況を思うまま自由に伝えられる母語の存在です。
語りかけは必ず日本語ですることが大原則です。
英語に触れさせるとしたら、親子のふれあいの時間に英語が少し乗っかるイメージです。
例えば、英語の歌を1日2曲聞く・英語絵本をたまに読むなどです。
何を選んだら良いか分からない。
そんな場合には、手始めに世界の七田式英語教材7+BILINGUALのCD付き英語絵本がおすすめです。
非常に始めやすいセットで、おうち英語の1年目はこれだけで良いと思います。
楽天でもランキング1位を獲得するほど人気の英語学習用のCDです。
開始が1~2歳でも、問題なくスタートできます。
1回10分程度でも良いので、聞かせるだけで十分です。
絵本はちょっと気がのらないなという言う日には、CDをかけ流しにするなど、気分で使い分けましょう。
【1~2歳】母語優先の英語教育
1歳、2歳も引き続き、母語確立の大切な時期です。
英語での語りかけは一切必要ありません。
たくさん、日本語で話しかけてあげてください。
1歳になると、今まで耳にしてきた言葉を口にするようになってくる年齢です。
とっても可愛らしく、また大変でもある時期ですね。
英語に関しては、引き続き、英語の歌や絵本などを中心に聞かせてあげましょう。
また、時期をみてDVDなどで映像を30分~1時間ほど見せるのも良いでしょう。
英語を聞かせていると、ぽつぽつ英語を口にしたり、英語の歌を歌ったりするようになり、驚くことがあると思います。
ただ、音を拾っているだけで、意味が分かっている訳ではありません。
英語の絵本・歌以外で、英語教材を追加する場合は、ディズニー英語システムがおすすめです。
言葉が遅いときはどうする?
母語習得は全ての言語の基礎となるものです。
環境もそれぞれで、言葉の習得にも個人差があります。
もし、お子さんの日本語習得が年齢よりも遅れていると感じたら、英語と日本語の比率を変えましょう。
完全にやめる必要はなく、英語絵本や歌くらいにしておきましょう。
日本語習得が年齢相応に進んでいないのであれば、映像系はまだ見せなくて大丈夫です。
今回紹介する英語学習は、英語圏で生活できるレベルの取得を目指していて、ネイティブを目指している訳ではありません。
ですので、3~4歳になってからでも遅くありません。
【3歳】ここから始めても遅くない
ロードマップに書いている0~2歳の内容は、3歳から始めても全く遅くありません。
母語がしっかり習得されていることが何より大切だからです。
3歳頃までが理想かなとは思いますが、4歳からでも大丈夫です!
3歳になると、ほとんどの子供が幼稚園に行き始めます。
日本語を使う幼稚園に通う場合、日本語力が日々高まっていきます。
担任の先生の使う言葉を覚えたり、お友達とお話したりする機会も増えるでしょう。
そこに英語も少し取り入れていきましょう!
1日30分~1時間が目安です。
3歳までに日常生活に英語が入っていない場合、子供が嫌がったりする可能性もあります。
- 子供が好きそうな、興味を持ちそうな内容を選ぶ
- 1つの教材に固執しない
- 無理強いしない
1日、30分から1時間ぐらいを目安に、生活に取り入れましょう。
最近の幼稚園では、英語ネイティブの先生がきて、歌を歌ったり、踊ったりするなど、英語に触れる機会がある場合も多くなりました。
そこで子供が「楽しい」体験をすると、英語に好意的な気持ちを持つので、自宅でも取り組みやすくなります。
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4歳|英会話スクール開始
何年か英語を聞かせていると、英語をぽつぽつ口にするようになってくると思います。
気まぐれで、簡単な文章で話すこともあるかもしれません。
ただ、皆さんが住んでいるのは日本です。
家の外では誰も英語を話さない、必要すらない環境で、子供がペラペラと英語を話し出すことは、ほぼありません。
子供は、生活に必要のある言葉を習得していきます。
残念ながら、必要のない言葉は消えていってしまいます。
- 日本語は年齢相応に発話できている
- 少しだけ英語で意味のある発話が見られる
- 英語もそこそこ聞かせてきて、英語のインプットはできているはず
- なのに、アウトプットができない
と感じるときがくると思います。
そこで、英会話スクールの出番です。
今まで十分に英語を聞いてきた場合、英会話スクールなどの「話す環境」が用意されれば、自然と話すようになっていきます。
英語を聞かせる量が不十分だと、英語を話せません。
無理に英語を話させると嫌がって、英語を嫌いになりかねませんので気をつけて下さいね。
知っている英語から、実際に使える英語に変わるイメージです。
英会話スクールは、知っているけれど使えない英語を、使える言葉にするために練習する場所だと思ってください。
英会話スクールには、通学タイプの英会話教室だけでなく、自宅で受けられるオンライン英会話もあります。
お友達と直接関わりたい子供、引っ込み思案な子供、体を動かしたい子供、子供たちにも色々な性格の子がいますよね。
英会話スクールには、それぞれにメリット・デメリットがあります。
現在の便利なインターネット環境も上手く活用して、英語教育を進めていきましょう!
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【小学生】興味のあることを英語で経験
子供が成長するにつれて、本人が興味をもつものがはっきりしてきます。
小学生の英語学習は本人が興味のある内容を英語で体験することです。
どの年齢でも同じですが、子供が興味のないことを無理に押し付けても、期待するような結果は得られません。
英語の良いところ、便利なところは、言葉であるという点です。
英語は言葉であるからこそ、子供が好きなことと関連させることが簡単にできます。
- 宇宙+英語
- おりがみ+英語
- 歌+英語
- スポーツ+英語
- 料理+英語
など、英語の組み合わせ方は無数にあります。
親ができることは、子供をよく観察し、子供が興味を持っている分野を考えるです。
子供の知的好奇心と英語を結び付けてあげる環境を整えましょう。
難しく考える必要はありません。
アニメを見ることが好きであれば英語アニメの動画やDVDを探してみる。
宇宙が好きなら、それに関する動画や映画。
歌が好きであれば、英語の歌から始めてみる、などです。
日本語でも英語でも、言語習得に読書は欠かせません。
少しずつでも生活に取り入れていきましょう。
【小学校高学年】読解力は英語力の維持向上に必須
言語形成期後半(9~15歳)にあたる、小学校4年生からは思考力が高まり、論理的に物事が考えられるようになってきます。
本を読むことで語彙力(ごいりょく:知っている・使える言葉の数)も高まり、あまり英語を話す機会のない日本に住んでいても、英語力が低下することなく維持できます。
日常で使う「生活言語」レベルから、学業で使う「学習言語」レベルへの移行期とも言えます。
本の中で使われている語彙は、言葉を豊かにしてくれます。
高学年になってから、いきなり本を読む習慣をつけようとしても、難しいものです。
できれば、小さい頃から読書の習慣を付け、学年が上がって困らないように環境を整えましょう。
【高校生】1年間の交換留学
日本で英語力を高めるにはやはり限界があります。
24時間英語につかる生活環境を、1年程度は体験することが必要です。
どこかの地点で、1年程度の留学を経験したいですね。
子供本人の自信にもなりますし、海外で生活することで、英語の習得だけでなく、多くの体験ができます。
ただ、高校生はまだ子供です。
大学生もまだ大人とは言いきれません。
問題が起きた時に、きちんと対処してくれ、相談に乗ってくれる大人が周りにいる環境が大切です。
留学支援サービスなどを通して、留学することをお勧めします。
留学資金を安く抑えられるだけでなく、留学後まで手厚いサポートが受けられます。
日本人スタッフがきめ細かいサポートをいたします、安心な留学をするなら【カナダジャーナル】
まとめ
ここまで長い文章を読んでくださり、ありがとうございます。
現在、情報発信できるツールを個人が持つ時代になりました。
インスタグラムなどが良い例で、インターネット上では、家庭内の子育ての様子が見られるようになりました。
その中には、幼児英語教育も含まれます。
帰国次女のような特異な例もあれば、日本の生活環境下で英語教育に取り組まれている方もいます。
赤ちゃんへの過度な英語学習への取り組みを見ると、大丈夫かなと、余計な心配をしたくなることもあります。
人が物事を考えるときに言葉は大切です。
私たちが子供の将来について悩んだり、考えたりできるのは、その状況を適切に表す言葉を持っているからです。
子供がしっかりと学び、今後を生きていけるように、必要な言葉の習得をサポートしていきましょう。
皆さんが、それぞれの家庭環境にあった「後悔のない」おうち英語教育が進められるよう、切に願っています!
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